畳リビングごろごろ生活

住友林業で畳リビングのある家を建てました。家作りのこと、子育てのことなどノンビリと。

明日は引っ越し

いよいよ明日から新居での生活が始まります。

今日はわたしの母に朝から来てもらい、一日息子の面倒を見てもらいながら、夫婦でセカセカ引っ越し準備。
足にまとわりついてきたり、開けたクローゼットすぐさま閉めてきたりするチビが居ないだけで、片づけが捗ること捗ること……もっと早く母ちゃんに来てもらうんだった!
ありがとうばぁば!

母が帰り、このマンションで最後の夕食と入浴を済ませ、息子くんを寝かしつけたあと、しばしの休憩。

この家でいろんなことがあったねと、夫くんとふたりで話ながら、なんだかセンチメンタルな気分になってしまいました。

独身の頃に経験した引っ越しは、単身だったり建て替えのための仮住まいへの引っ越しだったりでした。
そのため、自分の部屋がまるごと移動するだけという感覚で、寂しい気持ちになることはあまりなかった気がします。

でも、今のこの住まいは、初めて血の繋がっていない人と暮らし、大袈裟に言えば新しい文化を一から作っていった場所でした。
わたしたちが夫婦になり、そして、父と母になった場所でした。

最初は寝返りも打てず、コロコロ転がっていた息子くん。
それが今ではよちよち歩き回り、眠たくなったらベッド、食べたくなったらダイニングへ。
出掛けたくなったら玄関に一人で行って靴を持ってアピールなどなど、すっかり間取りや暮らし方を覚え、やっとこの部屋を「自分の家」と認識してきたところでした。

昼寝から自然に目覚めた息子くんが、寝室から抜け出していつのまにかキッチンに立つわたしの背後にしのびより、「アーー!」という声で驚かすことももうないのかと思うと、ちょっと寂しい気もします。



f:id:tatami5656:20161105234516j:plain

ちょうど一年前、三ヶ月の息子くん。
今ではお風呂で一人で立って遊べるようになりました。
こう見ると、大きくなったなあ。
人一倍びびりな息子くん。新しいお風呂、最初は泣くんだろうな。

新居も早く息子くんにとって「自分の家」になるといいな。


わたしも住み慣れた土地を離れるのは不安です。せっかくできた同じマンションのママ友とも離れてしまいます。
でも、新天地での発見や出会い、なにより自分たちが試行錯誤して建てた家で暮らせることを楽しみにしています。


明日はこの部屋に今までの感謝の気持ちをこめて、丁寧に掃除をしていきたいと思います。