【住宅ローン】35年後は平成63年。【フラット35よりお得】
※ 10/26 一部内容訂正&追記しました
銀行員さん「えー、35年ローンということなので、完済予定は平成63年の10月ということになります。」
アベコ&夫「平成ろくじゅうさん……?( ゚д゚)ポカーン」
ということで、先日無事にローンの契約書に震える手で判子をついてきたアベコ夫婦です。
冒頭の言葉は、ローン契約前の最終確認での銀行員さんの説明。
銀行の不思議なところは、いまだに暦を年号で管理してるところ……もう西暦でよくない?(笑)
あと今回けっこうな衝撃を受けたのが、ローンの申込書の生年月日記入欄、丸をつける選択肢が「昭和・平成」しかなかったこと。
少し前まではこういう欄って「明・大・昭・平」って並んでたよね?
それを夫くんに話すと……
「まあ、ご存命だったとしても住宅ローンは借りられないだろうからねぇ。」
そりゃそうだ。
むしろ、いまや平成生まれが住宅ローン借りる時代なのね…!
さて、前置きが長くなりましたが、我が家の住宅ローン事情について。
我が家は当初、住友林業の関連会社であるMCJのフラット35で考えていました。
というのも、わたしたちはMさんの、
「これのがしたら二度と無いぐらいのキャンペーンだから、とりあえず仮審査通しとけ!後々使わなくてもいいから!」
との御達しで、契約前の1月の段階でローンの申し込みだけはMCJにしてあったのです。
そのキャンペーンというのがなんと、当初10年間金利マイナス0.6%というもの。
しかもその後、日銀のマイナス金利政策の結果、あれよあれよと金利は下がり、当初10年0.5%という驚きの低金利に。
共働きのアベコ家ですが、現在育休中ということもあり、当初の返済額をなるべく抑えたいと思っていた我々にはぴったりだと思っていました。
ここからはフラット35のざっくりとした説明なので、ご存知の方はどうぞ読み飛ばしてくださいまし!
ご存知の通り、住宅ローン減税で10年間はローン残高の1.0%が戻ってきます(というか、その分の税金を払わなくてすみます)。つまり、金利が1.0%を切っていれば、その分だけ年末調整で得をするということなんですよね。
本来は金利が2%とか3%とか5%とか払ってることを前提とした「補助」のはずの制度なのですが……それでいいのか日本!でもありがとう日本!
利率が0.5%ということは、(細かい計算すれば多少違いますが)払った利息の倍の額がもどってくるという!フゥーーっっ♪
だから、最初の10年は、たくさん借りて減税の恩恵をたくさん受ける。その間にコツコツ貯金をしておいて、11年目からは怒濤の繰り上げ返済!!!っていうのが、個人的には一番お得な気がしています。
まあ、現実は理想通りにはいかないと思うので、たくさん借りすぎるのも危険ですし、そもそもうちのように年収が少ないと、税金そんなに払ってないということもあり得るので注意が必要ですが。
しかし、ネックになってくるのが、借入金額の上限と、団体信用生命保険(いわゆる団信)です。
まず、借入金額の上限。
これは、新築費用の90%以内でないと、最優遇の利率が適用されません。
我が家は、途中から外構工事を他社に頼むことにしてしまったので、スミリンに支払う金額が当初の見積もりより数百万円少なくなりました。
その結果、借り入れ希望額が総支払い額の90%を越えてしまったのです。
(分かりにくい書き方ですみません、伝わるかな?)
90%を越えた分を現金で払うという手はありましたが、外構費用やインテリア代金(魔物のエサ代ともいう)を考えると、ちょっと厳しいな…と思っていました。
そして、もうひとつネックだったのが、団信の保険料の高さです。
一般的な銀行ローン等は、この団信の保険料は利息に含まれています。
それがフラットは別なので、月々のローン返済に加え、我が家の場合、年間約10万円ほどの保険料がかかることに…。
せっかく利率が低くても、この保険料自体は金額がかわらないので、なんとなく損したような気持ちになってました。
30年固定金利0.85%!!
10月の金利が上がらないかヒヤヒヤしていたのですが、この金利で据え置きだとはっきりしたときには、「ッシャーーーー!」と勝又のような声をあげて喜んでしまいました。
さらにさらに、「家計応援プラン(だっけかな?)」として、条件によってさらに金利優遇があります。
その条件とは…
① 証券口座開設 ➡ マイナス0.01%
② NISA口座開設 ➡ マイナス0.01%
③ 定期預金30万円預入 ➡ マイナス0.01%
しかも、証券口座やNISAは口座を開設するだけでオッケー!実際の取引はしなくていいというので安心です。
これぜーんぶやって、我が家の適用金利は
30年固定 0.82%!!
当初10年こそフラット35の方がお得ですが、団信考えると変わらない&残り25年は高いということ考えるとかなりお得。
そしてなにより、当初予定していた金額も予定通り借りられるということにほっとしました。もうすっからかんになっちゃうところでした。
ちなみに、銀行ローンは保証料がかかるので注意。
金利上乗せ(0.2%)での支払いもできますが、我が家は一括で数十万払いました。なかなか痛い出費ですが、金利上乗せよりはかなりお得だと信じています。
と、いうことで、アベコ家は三井住友信託銀行で借りました。
フラット35を検討中のみなさん、三井住友信託も検討の余地ありですよ!というおはなしでした。