畳リビングごろごろ生活

住友林業で畳リビングのある家を建てました。家作りのこと、子育てのことなどノンビリと。

いちおう竣工していた竣工立ち会い

さて、先週末に我が家もやっと竣工立ち会いを迎えました。

その一週間前に現場を見に行ったときには、まだ壁紙も貼り始めたばかり、建具も付いてない、バルコニーも未完成、基礎はまだ打ちっぱなし……あげくの果てにはパネルの大きさが違ったとかで、一番大きなリビングの床暖およびその上に乗る畳がまだ入っていないという有様。

これは、噂に聞く「竣工してない竣工立ち会い」のパターンか…!?いや、もはや、完成してないのに引き渡しになるのかも!?
と、ドキドキしていたのです。

工期が迫って殺伐とした現場を見るのも心臓にいろんな意味で悪いし、いよいよ完成形が見えてくる(かも?)ということで、キッチンが無事入ったことを確認したのを最後に、「竣工立ち会いまでは現場に行くのをがまん!」と自分のなかで決めていました。

そして迎えた竣工立ち会い当日。

……なんだ、できてるじゃん!!

足場もフェンスもなくなり、そこあったのは現場ではなく、まさしく「我が家」
さようならきこりん!
ありがとうスミリン!


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目付きの悪い窓がトレードマークの、我が家の顔です。お気にいり!


一週間でどれだけ突貫工事したんだろう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
という疑問はさておき、外観だけでなく、内部もしっかり完成していました。

写真は内覧会まで出し惜しみしておきます。
べ、べつに、他のブロガーさんたちの豪邸に圧倒されて出しづらくなってるわけじゃないんだからねっ!



ただやはり、施工ミス&残念ポイントがいくつかはありました。

まず、一番心配だった壁紙。
というのも、実は一週間前に確認したとき、途中で変更したはずの脱衣場の壁紙が反映されておらず、変更前のものがキレーーーイに貼られた直後だったのです……!

やっと貼り終わった様子の職人さんに「それ、ちがう、はがせ」と言う勇気がどーしても出なかった私(号泣)。
念のため一旦帰宅し、打ち合わせ記録を読み直して確かに変更していることを確認してから生産さんに連絡したのです。
その際に、同時に変更した壁紙が何ヵ所かあったため、そこも間違えられていないか心配で。

結果、変更した壁紙は無事にきれいに貼られていました!

……変更したやつは、ね。


ええ、ええ、間違えられていましたよ。
なぜか着工前に決まっていた、最初から変えてないアクセントクロスがね!!

ホワーーーーイ!!


と、思っていたら。


生産さん「いま本来のクロスを急いで注文かけていますんで!」

注文もしてなかったんかーーーーい!(笑)


これに関しては、普段温厚な夫くんも「間違えて真っ白貼ったんじゃなくて、壁紙発注し忘れてたから、とりあえず白貼っとけ!ってなったんじゃない?」と、ぼそっと呟いてた。ありえるー。

まあ、そんなことも許せちゃうぐらい他をキレイに施工してくださってたので、いいんです。


でも、一番ショックだったのは、一階トイレの照明問題。
ムーディーな雰囲気のトイレは苦手なので、明るい普通のダウンライトを採用していたのですが、これが難有り!

以前ご紹介したように、我が家の一階トイレは階段下に無理矢理作ったので、便器側の天井が一段下がっています。
一番低いところでも高さは約2メートルあるので問題ないと思っていたのですが……。
その下がり天井でダウンライトの光が遮られ、く、暗すぎる!!

手前側は明るいので、用を足すのに問題はないと言えばないのですが……。
またダウンライトもどうしてそこにつけたの?という感じで、下がり天井すぐ横なのです。だから、天井が下がった部分にはほとんど光が入ってこない。つまり、トイレの半分が真っ暗なのです!

このトイレじゃ、子供が怖がってトイレいってくれなくなりそうだな……と思ったわたしたちは、急遽、照明を変更してもらうことに。
追加の工事代がかかってもいいから、と、お願いしました。
でも、生産さんもさすがに暗いと感じたのでしょう。そこは無料で直してくださることになりました。
ダウンライトからペンダントライトに変更して、光源を下がり天井の高さより下げることで、奥まで照らそうという作戦です。

ということで、意図せずして我が家のトイレはムーディーな感じになりそうです(゚д゚)

ちなみにペンダントライトは、わたくしが楽天でポチッとな、しました。
センスが試されるとき…!

引き渡しまであと2日!
そわそわがとまらないぜーー!

明日は魔物から買ったダイニングセットとテレビ台が搬入されるそうです。
電気工事とクロス貼り、無事に終わったかなぁ?



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【住宅ローン】35年後は平成63年。【フラット35よりお得】

※ 10/26 一部内容訂正&追記しました

銀行員さん「えー、35年ローンということなので、完済予定は平成63年の10月ということになります。」

アベコ&夫「平成ろくじゅうさん……?( ゚д゚)ポカーン」

ということで、先日無事にローンの契約書に震える手で判子をついてきたアベコ夫婦です。

冒頭の言葉は、ローン契約前の最終確認での銀行員さんの説明。
銀行の不思議なところは、いまだに暦を年号で管理してるところ……もう西暦でよくない?(笑)

あと今回けっこうな衝撃を受けたのが、ローンの申込書の生年月日記入欄、丸をつける選択肢が「昭和・平成」しかなかったこと。
少し前まではこういう欄って「明・大・昭・平」って並んでたよね?

それを夫くんに話すと……
「まあ、ご存命だったとしても住宅ローンは借りられないだろうからねぇ。」
そりゃそうだ。
むしろ、いまや平成生まれが住宅ローン借りる時代なのね…!



さて、前置きが長くなりましたが、我が家の住宅ローン事情について。



我が家は当初、住友林業の関連会社であるMCJフラット35で考えていました。
というのも、わたしたちはMさんの、
「これのがしたら二度と無いぐらいのキャンペーンだから、とりあえず仮審査通しとけ!後々使わなくてもいいから!」
との御達しで、契約前の1月の段階でローンの申し込みだけはMCJにしてあったのです。

そのキャンペーンというのがなんと、当初10年間金利マイナス0.6%というもの。
しかもその後、日銀のマイナス金利政策の結果、あれよあれよと金利は下がり、当初10年0.5%という驚きの低金利に。
共働きのアベコ家ですが、現在育休中ということもあり、当初の返済額をなるべく抑えたいと思っていた我々にはぴったりだと思っていました。


ここからはフラット35のざっくりとした説明なので、ご存知の方はどうぞ読み飛ばしてくださいまし!



ご存知の通り、住宅ローン減税で10年間はローン残高の1.0%が戻ってきます(というか、その分の税金を払わなくてすみます)。つまり、金利が1.0%を切っていれば、その分だけ年末調整で得をするということなんですよね。
本来は金利が2%とか3%とか5%とか払ってることを前提とした「補助」のはずの制度なのですが……それでいいのか日本!でもありがとう日本!
利率が0.5%ということは、(細かい計算すれば多少違いますが)払った利息の倍の額がもどってくるという!フゥーーっっ♪

だから、最初の10年は、たくさん借りて減税の恩恵をたくさん受ける。その間にコツコツ貯金をしておいて、11年目からは怒濤の繰り上げ返済!!!っていうのが、個人的には一番お得な気がしています。
まあ、現実は理想通りにはいかないと思うので、たくさん借りすぎるのも危険ですし、そもそもうちのように年収が少ないと、税金そんなに払ってないということもあり得るので注意が必要ですが。



しかし、ネックになってくるのが、借入金額の上限と、団体信用生命保険(いわゆる団信)です。



まず、借入金額の上限。
これは、新築費用の90%以内でないと、最優遇の利率が適用されません。
我が家は、途中から外構工事を他社に頼むことにしてしまったので、スミリンに支払う金額が当初の見積もりより数百万円少なくなりました。
その結果、借り入れ希望額が総支払い額の90%を越えてしまったのです。
(分かりにくい書き方ですみません、伝わるかな?)

90%を越えた分を現金で払うという手はありましたが、外構費用やインテリア代金(魔物のエサ代ともいう)を考えると、ちょっと厳しいな…と思っていました。


そして、もうひとつネックだったのが、団信の保険料の高さです。
一般的な銀行ローン等は、この団信の保険料は利息に含まれています。
それがフラットは別なので、月々のローン返済に加え、我が家の場合、年間約10万円ほどの保険料がかかることに…。
せっかく利率が低くても、この保険料自体は金額がかわらないので、なんとなく損したような気持ちになってました。


と、そんな時に営業Mさんが教えてくれたのが、三井住友信託銀行の住宅ローン。

なんと、この銀行には「当初30年固定金利」プランがあるのです!!

これ、ほぼフラット35と変わらないすごさですね!
むしろ、わたしたちアラサーとしては、35年ローンで借り入れても、どんなに遅くなっても60歳の定年と同時に退職金で返すはずなので、固定期間は30年でもお釣りが来るのです。

こちらも住林の提携ローンなので、契約の手続きも簡単。銀行に行くのは一度だけで済みます。
そして、借入金額も費用の100%までオッケー!
そして、なにより大事な金利ですが…

なんと、

30年固定金利0.85%!!

10月の金利が上がらないかヒヤヒヤしていたのですが、この金利で据え置きだとはっきりしたときには、「ッシャーーーー!」と勝又のような声をあげて喜んでしまいました。

さらにさらに、「家計応援プラン(だっけかな?)」として、条件によってさらに金利優遇があります。
その条件とは…

① 証券口座開設 ➡ マイナス0.01%
② NISA口座開設 ➡ マイナス0.01%
③ 定期預金30万円預入 ➡ マイナス0.01%

しかも、証券口座やNISAは口座を開設するだけでオッケー!実際の取引はしなくていいというので安心です。

これぜーんぶやって、我が家の適用金利

30年固定 0.82%!!


当初10年こそフラット35の方がお得ですが、団信考えると変わらない&残り25年は高いということ考えるとかなりお得。
そしてなにより、当初予定していた金額も予定通り借りられるということにほっとしました。もうすっからかんになっちゃうところでした。


ちなみに、銀行ローンは保証料がかかるので注意。
金利上乗せ(0.2%)での支払いもできますが、我が家は一括で数十万払いました。なかなか痛い出費ですが、金利上乗せよりはかなりお得だと信じています。


と、いうことで、アベコ家は三井住友信託銀行で借りました。


フラット35を検討中のみなさん、三井住友信託も検討の余地ありですよ!というおはなしでした。

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住林に決めた理由:番外編~おハゲの亡霊

本日、実は竣工立ち会いでした……!
もう、興奮が押さえきれませんが、その様子はまた後日。

ちらっと、夜の外観だけ……


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照明が入って、あたたかい光がもれる我が家……た、たまんねーー!
(ほぼ)できたなぁ、我が家。


さて、前回の続きです。





無事キコリン教に入信し、契約の運びとなったアベコ家。

契約書への調印は営業Mさん、設計さんが訪問してきてくださり、アベコ家の自宅で行われました。

設計さんは、額に入った建築士免許状を持参されてました。おおお、すごい。
え、わたしたちが現物見て確認するの?そういうもんなの?
契約という慣れない雰囲気に、アベコ家もしどろもどろです。


その後、Mさんより契約内容の説明が始まりました。
契約書の冊子を一頁ずつ丁寧に確認してくれます。

そして、設計図面の説明に入ったとき、わたしと夫くんは、ほぼ同時にある記載内容に気づいてしまったのです。







それは…………






「営業担当:デコヒロシ」


……。

…………。





………………!?









ホワーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!




ご丁寧に、その図面にはデコヒロシの印鑑までついてあります。
平静を装いながらも、上ずってしまった声で夫くんがMさんに訊ねます。


夫くん「ど、どうしてここにデコさんの名前が……?」

Mさん「……あ。」


Mさん、明らかにヤベっという顔しながら、ゴニョゴニョはなしだしました。

Mさん「大丈夫、ここの名前変わってないけど、アベコ家の担当は全部俺になってるから!」


ここでわたしの脳裏には、嫌な記憶がよみがえってきました。
そう、あのデコヒロシが言っていた、「担当は変えず、取引の窓口だけをMさんに帰る」という下衆な提案です。
ま、まさか……?


アベコ「これはもしかして、わたしたちの新築に関わる営業成績は、Mさんじゃなくて、デコさんの数字になってるって
ことじゃないんですか??」


Mさん「いや、そんなことないよ!全部がデコさんの数字になってるわけじゃないから!


……………。

一部はなっとるんかーーーーい!!

これは聞き捨てなりません。
一度はややフサフサなったわたしの想像上のデコヒロシが、憎しみでまたハゲ散らかしていきます。

わたしたちは、Mさんをおハゲの馬車馬にはしたくないのです!



しかし、Mさんの言うことにゃ……

社内的な話ということもあり、あまり詳しくは話してくださらなかったけれど、どうやら金額的な売上はちゃんとMさんの数字になるらしい。
でも、顧客の獲得件数?みたいのだけは、最初の接触者であるおハゲに入る、みたいなことになるらしい。


Mさん「だから、名前が残ってるところもあるんだけど……それだとアベコ家は……嫌かな?」


夫くん「うーーーーん」


ここを問い詰めることで逆にMさんを困らせてしまっているようで、申し訳なく、かといっておハゲも気にくわない。

どうしたものかと思っていたわたしたちに、Mさんから思いもよらぬ一言が。


Mさん「大丈夫、俺、おまえに心配してもらうほど数字に困ってるような営業じゃないから!」


アベコ家「…………( ゚□゚)」




か、


か、

かっこいーーーーー!!!




敏腕営業さんだったのねMさん!
いや、もしかしたら、わたしたちを気遣って言ってくれた言葉かもしれないけど、それはそれでかっこいい。

どちらにせよ、おハゲ上司に爪の垢がをちょっと飲ませたらいいとおもうよ!

と、まあ、ここまでMさんが言ってくれたので、我々も「そうすることがMさんの為になるのなら……」と、それ以上の追及はしませんでした。(契約書におハゲの名前が残るのは嫌だったけど……。)



これでおハゲの名前は見納めだろう。


この時はわたしも夫くんもそう思っていたのです。


しかし……。







その後、打ち合わせを重ね、無事に着工。
基礎工事が始まったとの連絡を受けて、さっそく夫婦で見学に行くことに。

更地だった現場は、きこりんの付いた緑のフェンスに囲まれ、正面には工事概要の看板も。

『アベコ家様邸 新築工事』という表示を見て、「施主になったんだ」といつ実感が湧き、感動に包まれる我々。

が!しかし!


夫くん・アベコ「…………へっ?」



わたしたちの目に飛び込んできた文字は……


「営業担当:デコヒロシ」

……。

…………。

ホッッワーーーーーッッイ!!!


なぜ、どうして、夢の新居に奴の名が?

夫くんは、Mさんもおハゲには気を遣うだろうから、仕方ないのかなと諦めモード。

しかし、わたしはその晩になっても納得できずにいました。



もう、Mさんの成績とかどうでもいいのです。

いったい、わたしたちの家の責任は、誰が負ってくれるのかと。

もし何かトラブルがあったとき、デコヒロシが矢面に立ってくれるのかと。
もし、看板を見て地域の人から問い合わせが入ったとき、デコヒロシが答える立場なのかと。

違うだろと!

打ち合わせが始まってから、仮にも自分が獲得したと豪語している顧客に、挨拶ひとつもしてこないのに、何が営業担当だと。(ちなみに彼、一度ショールームで他のお客さん担当中にわたしと目があったのに、思いっきりそらしたからね!そこ人として!)


笑わせるんじゃねえ!
いや、ちっとも笑えねえ!


そして、そんないいかげんな体制を良しとしてしまう、会社そのものの対応にも不満を感じてしまいました。
そんななの?そんななの住林?



これはもう、Mさんに言ったってしかたない。
そう思ったわたしは、次の日夫くんにも黙って住林に一本の電話をかけました。



アベコ「すみません、Mさんとデコさん、の、上司に当たる方をお願いしたいのですが!

はい、チクりました。


というか、これはもう率直に、会社として実質的に動いている営業さんとは別人の名前が現場に掲げられていることに関し、どう考えてるのかを問いたかったのです。

そして、Mさんにも夫くんにも言えないモヤモヤをちゃんと聞いてほしかった!
営業担当者の責任の所在が曖昧になるのは嫌だと。
ちゃんと実動している人の名前をきちんと掲げて、しっかり工事に取り組んでほしかったのです。


上司の方は、やや感情的になっていた私の話をきちんと聞いてくださいました。
デコヒロシとのイザコザ?も「聞いています」と、ちゃんと報告が行っていたようで、こちらの気持ちをしっかり理解し、すぐに看板の名前をMさんに買えてくれました。

上司さんいわく、「担当は完全にMさんに移行しているから安心してください。社内の文書が昔のままになっていて、それを元に看板の表示が作られてしまったただけです。」とのこと。
うーん、ほんとかしら? まあ、もう、どっちでもいいけど。


後日、張り替えられていた「営業担当:M」の表示を見て、「あ、いつの間にか直されてるじゃーん♪」と言っていた夫くん。

彼は知らない、水面下で嫁がクレーマーになっていたことを。

うふふ♡(おねんどおねえさん風)


ともかく、これでやっとおハゲの亡霊から逃れられたアベコ家なのでした。
そして、この頃からわたしはこのブログを書き始めたのであります。



もっとはやく上司さんに相談すればよかったよ!



住林に決めた理由~完~

住林に決めた理由⑦~スペシャルサンクス

スミリン味濃いめ、いや濃厚すぎのMさん邸を見て、お腹いっぱいになったアベコ家。


夫くんは、Aさん邸に引き続き、同級生の建てたキコリンハウスを見て、すっかりライバル心が燃え上がっていました。

しかし、わたしはというと、住林に決めるかはどうかはまだ五分五分というところでした。

なぜなら、住林で建てたい!と感じたのと同じように、ここならやりたいことが全部実現する!と感じていた工務店もあったからです。

アベコ家、ここにきて究極の二択。


ローコスト
家のすべてをヒノキ無垢材で作ってくれる、広いたたき土間と塗り壁が売りのH工務店

バーサス

木造日本最大手?最高値?のうちの一つ
ラグジュアリー&エグゼクティブなシャッチョーサン邸宅の住友林業
(↑なにか大きな誤解が)


普通ならありえない、極端な対立構図です。どうしてこうなったんだろう。
共通点は軒が深いのが売りなことぐらい?



その見積もり額の差、ざっとイッセンマンエン……
さらに工務店は、この値段で太陽光発電まで付いています…。


わたしは、正直、工務店さんで建てたい家が建てられると思っていました。

Aさんのようなシャッチョーさん風も、Mさんのような木質感居酒屋風もすてき。
スミリンで建てるなら、あんな家がいい!

だけど……。

わたしはムーディーな間接照明よりも明るく広い吹き抜けが欲しい。
狭くて高い家より、広くて安い家に住んで、旅行も行きたいし美味しいものも食べたい。
息子くんが奨学金を借りなくても大学に行けるようにしてやりたい。


だから、理想的な家を建てられるのに、わざわざ高い方を選ぶ必要はないと。


しかし、夫くんは違いました。
もう、完全に住友林業に心が決まってしまっていたのです。
夫くんを惹き付けたのはズバリ「大手の安心感とブランド力」です。(あと、男のプライドと対抗心ね。)


何度も話し合いをして、もう一度H工務店のモデルハウスに行ったりしながら検討をしました。

あと、これは本当に奇跡としか言いようがないのですが、H工務店の担当営業さんも、その時マイホームを自社で建てていて…!そういう意味で、営業さん同士もいい勝負でしたね(笑)
そのおうちも見せてもらったり。

わたしは再びH工務店の良さを確認し、ますます気持ちがつのっていきました。


しかしある日。


仕事から帰ってきた夫くんが、開口一番に言いました。
「今、仕事で毎日通ってる現場の近くに、住林の家とH工務店の家が並んで建った。明日見に行こう。」

へー、どんな家だった?とわたしが聞いても、「まぁ…とにかく見に行こう」しか言わない夫くん。

気になりつつ、とりあえず翌日見に行ってみることに。

すると……。



もうフェンスも足場も無くなって、どの家がスミリンで、どの家がH工務店かなんてわからないはずなんですが…。

ええ、もう、

一目でわかりました。住友林業の家。

そして、H工務店の家も。

アベコ「えーと、、、こっちは住林の家の倉庫??」

そこには、イッセンマンエンの差が、見てとれました。


実は、これは危惧していたこと。
工務店は、設計やデザインのプロがほとんどいないのです。
全然関係ない職種から転職してきた営業さんがほとんどで、その素人に近いかんじの人たちが基本の間取りを提案するのです。(きちんと建築士さんが最後は見てくれてますよもちろん!)
というのも、その人たちは元施主さんらしく、あまりにもH工務店のことが好きになりすぎていつの間にか社員になっていたという…それはそれで素敵な会社でしょ?(笑)


しかし、この差を見てしまうと……。
どちらの家で息子くんに「おかえり」と言ってあげたいか、悩むまでもありませんでした。
モデルハウスと現実が違いすぎたよH工務店


そして、悩みに悩んだ結果、わたしたちが出した結論。
それが住友林業で、最初からやりたかったことをやる!というものです。

つまり、畳リビングと吹き抜けがある、シンプルでナチュラルな家。

そう、わたしたちは、

スミリンでローコストのH工務店みたいな家を建てるという驚きの結論を出したわけです。

しょ、しょぼりん決定…?


夫くんの建てたい会社で、わたしが憧れたリビングを作る。やるからには妥協しないでお金をかける。
それが二人の妥協点でした。

まあ、やるからには金も惜しまない!と強気に構えていたのは最初だけで、すぐに上限金額に達してしまい、住林の恐ろしさを認識することになるのですがね( ゚□゚)


そんなわけで、めでたく住友林業と契約の運びとなったアベコ家。
まだ肌寒さの残る春先のことでありました。




しかし、契約後も、ふと夜中に「イッセンマンエンあったら、何ができたかなぁ。息子くんにどれだけのことをしてあげられたかなぁ。」と考え出し、わーーーっっと大声で叫びながら住林の契約書を破り捨てたくなるときもあります(笑)


そんな眠れない夜の精神安定剤が、住林で建てた方たちのブログでした。

本当に、楽しく家作りをしている様子だったり、今まで知らなかったような素敵な仕様を教えてもらったり、床材や軒についてやたらと詳しくなったり……w


みなさんの「住林大好き!」という気持ちがいっぱいつまった、素敵なおうちをたくさん見て、やっと自分が住林を選んだことに自信を持てるようになれました。
また、いろんなトラブルについての記事も、「住林そーゆーとこアルヨネー」と、勝手に同志のような気持ちで共感していました。


そして、書くかどうかなやんだ、おハゲいやデコヒロシとの確執や住林とのトラブル。
ほんと嫌で嫌でしかたなかったのに、Mさんが夫くんの友だちだったこともあってなかなか吐き出せず、納得できないアレコレに鬱々としていたこともありました。


でも、ここで文章にすることで、そしてアホな記事にコメントしてくださった方々のお陰で、

「……おや、なんだこれはただの面白エピソードじゃないか」

と気づくことができました(笑)
すっきり。


もっと早くみなさんのブログに出会っていたら、もっと採用できたものもあったかもしれませんし、間取りもうまくいったかも……と考え出すときりがありませんが、
軽いのりで展示場巡りを始めたことや、好感度どん底からの住林の大逆転、土壇場での住宅ローン借り入れ先の変更やら、行き当たりばったりでここまできたわたしにしては、住林ブログに行き着いただけでも良しとしましょう。


間取りや予算取りがうまくいかなかったときが、産後鬱らしき時期とまるかぶりだったこともあり、かなり精神的に追い詰められて、夫婦喧嘩もたえなかったアベコ家。

もし眠れなかったあの夜、「住友林業 ブログ」でググっていなかったら……
産後うつとのダブルパンチで、アベコ家は危機を迎えていたかもしれません。
もう着工してたのに(笑)

事実、家作りに行き詰まるたび、何度夫くんに「わたしは住林で建てたくなんかなかった!」と泣いて喚いて当たり散らしたことでしょう。
自分も腹をくくったはずなのに、最低ですね。


そんな危機から救いだし、住林の布教をしてくださったブロガーさんたちには感謝してもしきれません。
無事きこりん教入信しました(笑)

本当に、本当にありがとうございました!!

これからも楽しみにしています!!

引き渡しまであと10日。
紆余曲折、行き当たりばったりの家作りも、もうすぐおしまいです。


次回予告「番外編~おハゲの亡霊~」

えっ、感動のフィナーレを迎えたんじゃなかったの?
すみません、アイツまだ出てきます。



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【住林に決めた理由番外編】Mさん邸リスペクト仕様

Mさん邸の素敵ポイントはあげたらきりがないのですが、以下に我が家でも採用したものをいくつかご紹介。

① 夫婦それぞれの独立型ウォークインクローゼット

これが一番パク……いや、リスペクトしてよかったことです。くわしくは以前の記事をご参照ください。
【間取り】独立型ウォークインクローゼットのススメ - 畳リビングごろごろ生活(仮)

② 床暖房+なぐり調オーク挽板の床

Mさん邸も床暖房だったので、無垢材は使っていませんでした。しかし、無垢材に負けない足ざわりということで自信をもって勧めてもらったのがこれです。
一回他の床に変更しようとしたことがあったのですが、「社員もほとんどこの床色採用してるよ!ほんといいよ!」となぜか全力で止められました(笑)

③ ウッドブラインドならぬバンブーブラインド

LDKのカーテンは、木目調のブラインドを採用されていました。見学させてもらったときは、高価なウッドブラインドだとばかり思っていたのですが、あとからICさんに聞いたところ、なんと竹でできたバンブーブラインドだとのこと。
このバンブー、見た目はほぼ変わらないし、色味も床材と同じ様にたくさんの色から選べます。なのに、お値段はかなりお安い!
カーテンにお金をかけていない我が家でも採用できました。

④ 階段下にトイレ!

階段下は収納にしている家が多いと思いますが、Mさん邸ではトイレが。ただし、トイレのタンクの上辺りが折り下げ、または勾配天井になります。
Mさん、身長がものすごく高いので、最初は「頭打たないの!?」と心配になりましたが、考えてみたらトイレのタンク上って、人が立つ場所ではないし、デッドスペースなんですよね。
しかも、最近の男子は大も小も座って用を足すそうで(笑)
我が家の間取り考案のときにどうしてもトイレがうまくはまらず、困っていたときに、ふとMさん邸のことを思いだし、我が家でも階段下にトイレをもってきたことでスペースが有効活用できました。

LIXILのカップボード

Mさん邸のキッチンはトクラスのハイバック。あれいいですよねー、ペニンシュラにしてなかったら絶対採用した。
そしてカップボードはリクシルという組み合わせでした。

アベコ「どうしてキッチンと別のメーカーのもの入れたんですか?」

Mさん「リクシル、他のメーカーよりやすいんだよ。10万とか違うかも。」

アベコ「!!」

ここでわたしの頭のなかには「リクシルは安い!」とインプットされ、我が家はリクシルだらけになるわけです(笑)
キッチンにこだわりがある方は多いと思いますが、カップボードの色をキッチンと揃えるつもりがなく、収納力があればそれでいいという場合、別のメーカーも検討するのもコストカットの手ですよー。


⑥ 深い軒with明るい色味の木目調軒天

これも以前にも触れた気がしますが、軒の魅力をはじめて知ったのもMさん邸。
正直あまり寄棟屋根をかっこいいと思ってなかったアベコ。むしろ、普通というか、古くさいというか……。だから、こじゃれた片流れや、ナチュラルな切妻にする気まんまんでした。
しかし、そのイメージを変えてくれたのがMさん邸、というか、その分譲地にあったお宅はほとんど寄棟だったのですが、どの家も軒が深くて、おしゃれ。
そう見える訳が、塗り壁(またはタイル)と、建物をぐるっとまわった木目調の軒天が生み出す落ち着いた雰囲気なのだということに気づきました。
たとえ一般的にダサいと言われる総二階の建物さえ、木目調の軒がにょきっと飛び出してるだけで、それはまあオシャンティに見えること。一気に寄棟の魅力にとりつかれてしまい、即、「うちにも同じのつけてプラン出してください!」とお願いしました。(まあ、ここで指定してしまったせいで、リブ木目調軒天というものと出会う機会をなくしたのですが……)

その時にMさんに言われたのが、「木目調を生かしたいなら、絶対に一番明るい色の軒天を選ぶこと」でした。
見本で色を選ぶとき、どうしても蛍光灯の下で選ぶので、明るく見えがちです。また、床色をウォルナット等濃い色を選ぶと特に、それに合わせて軒天の色も濃くしたくなるのです。しかし、実際に付くのは軒の裏。つまり、一番暗い場所なので、濃い色だとほとんど木目が見えない、ただの黒い無地に見えてしまうそう。
たぶん言われなかったら濃い色選んでたので、これはアドバイス聞いて正解でした。バルコニーとか明るく感じるので、オススメします。

⑦ 子供部屋は最初から仕切る

こどもが小さいうちは、二部屋分のスペースを一部屋として広く使うために、子供部屋を仕切る壁は付けず、ドアだけ2枚付けておくということを考えていたアベコ家。よくありますよね、そういうプラン。実家もそうしました。
しかし。

Mさん「……10年後に、もう1回工事入れて、リフォームすると思う??」

アベコ「!!」

Mさん「実際、一部屋にそうやって2枚扉付けておく人いっぱいいるんだけど、実際その後壁を作る人、あんまりいないんだよね……。結局分けないなら、ドアが二枚並んだ不思議な部屋になるだけなんだよね……。」

実際残念な結果になったお客さんに思いを馳せているのか、Mさんは遠い目をして言いました…。

当面使う予定がなくても、部屋があればあったでプレイルームにも納戸がわりにも書斎がわりにもなるので、子供部屋はしっかり分けて収納までちゃんと作っておくことを薦められました。
一番まずいのは、十畳も無いスペースに収納も付けず、ドアだけ二枚つけるパターンだそうです。
将来二部屋に分けたところで、ベッドを置いたらいっぱい、机もタンスも置けないような部屋になる➡その結果、子供部屋からものが溢れて家がぐちゃぐちゃに…。もしくは、そんな狭い部屋では困ると、結局分けずじまいか…。

もちろん、きちんと計画的に工事をいれて素敵な子供部屋にしているかたもたくさんいるそうですが……問題はわたしたち夫婦の性格的なことでしょう。

……まずやらねえな!

ということで、子供部屋は最初から収納で分けることになりました。




細かいことをいえばもっともっとパクったものはありますが笑、こんなところでしょうか?

あ、あとMさんがガス会社の営業さんとゴルフがんばってきてくれたおかげで、床暖房、一階ガス暖房、ガス浴室乾燥、デリシアをサービスでつけてもらいました♡ありがとうMさん。ありがとうガス会社さん。

……まあ、エネファームという大きな買い物の代償なんですがね。

てゆうか、デリシアとかつけてもらっても料理の苦手なわたしには使いこなせる気がしないので、その分値引いてほしかったー!ダッチオーブンとかたぶん一生つかわねー((((;゚Д゚))))



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住林に決めた理由⑥~住友林業 M邸展示場

引き渡しまで二週間を切ったのに、まだすみりんにした理由を書き終えてない(笑)
ということで、重い腰をあげて続きを……

前回のおはなしはこちら
住林に決めた理由⑤~コストパフォーマンス - 畳リビングごろごろ生活(仮)
夫くんの同級生であるAさんの、"シャッチョーサン"邸を見学し、一気に「ひやかし」から「こきゃく」にジョブチェンジしたアベコ。


ダーマの神殿も真っ青のAさん邸効果です。


他社なら無料でやってくれることに、どうしてそんな大枚はたかなきゃいけないんだ!と、かなり出し惜しみしてた5マンエンを、見学後その日のうちにMさんに手渡しました。
まあ、Mさんがこの日、手書きで「例えばこのぐらいの家ならこの値段」っていう簡単なシミュレーションを特別にやってくれたというのも安心材料の一つでしたが。


(住林のシステムを知らない人のため、念のため説明しよう!住友林業では設計さんによる間取りの提案と敷地調査をしてもらうために、五万円払わなければならなないのだ。詳しいことはもっとしっかりとした先輩方のブログで確認するよろし。丸投げトリャー。)



ファーストプランを待つ間に、もう一回住林の完成現場見学会に行く機会がありました。


そう、何を隠そう、

営業Mさんご自身の、夢のマイホーム

です。


Mさん邸は、住友林業の小さな分譲地の一角ににありました。
ということで、同時期に施工したキコリンハウスがズラーッとならんでいるのは、もう圧巻。

ここ最近、近所に建つ家のほとんどがサイディングの外壁を採用しています。
そういう私の実家ももちろんサイディング。
が、この分譲地に建つ家は、一件を除いてすべてが塗り壁の家!
そのうち数件はシーサンドコートも採用されていました。

どの家も、分譲地なので決して広いわけではないのですが、他のメーカーの分譲地とは高級感が違いました。ほんと圧巻。

もう入居済みのところもあれば、まだ屋内で工事をしているところもあるなかで、この日はMさん邸を含めて3軒の見学をすることができました。

ちなみに、3軒ともテイストの違いはあれど、塗り壁+寄棟屋根のTHE住林スタイル。
今までの2軒がイレギュラーだったこともあり、やっと会えたね住友林業!という感じでした(笑)



それにしても、Mさん、自社の分譲地に家買うって勇気あるよね!!
現に、二軒となりは自分が担当したお客さんの家だそうです。
なんかトラブルあったときに、「社員はどこだーー」って怒鳴り込まれそうじゃない?
あと、ご近所さんもちょっと嫌よね、自分のうちのことお財布事情まで全部知られてる感じがして。
まあかなり社員割引がきいたというので、それが大きいのでしょうが。

でも、それだけ自分の会社の家に自信をもっているということなんでしょうね!


さてさて、また話が脱線してしまいました。



いよいよ、Mさん自身にご案内してもらい、Mさん邸へ潜入です!

玄関を開けると……

……こじゃれた居酒屋??(笑)

黒いタイルに黒い壁に。
うーん、くせがすごい
しかし、その黒い玄関に地窓から足元に光が入り、なんともムーディー!かっこよかったです。
そして靴箱の上の壁には、ウッドタイル!


アベコ「これ、すっごくかっこいいですね!」

Mさん「うん、これね、高いのよ

アベコ「ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿」


これがアベコ家が三種神器ウッドタイルを認識した最初でした……。

このウッドタイルをはじめ、Mさんのおうちには、すてきなものがたくさん。
なんてったってこの家、これから先も、Mさん自分の営業活動に使う気まんまんで建ててますから。
その様相はまさに、住友林業M邸展示場。
しかし、実際にご自身が住まわれるわけで、使い勝手のよさやコストカットについてもよく考えられていて、とても参考になりました。
まさに、「手が届くモデルハウス」というかんじ。

Mさんはこの家のインテリア関係をすべてICさんに一任したそうですが、その時の注文はただ一言、「奇抜なのにして!」だったそうです。奇抜て(笑)

ちなみにこのMさん邸の担当ICさんこそが、アベコ家を担当してくれたわたしのキコリン教教祖さまでございます。
Mさんが、「ほんとにうちの支店で一番センスがいいから!」とつけてくれました。
ご自身の家も任せてるぐらいだから、これは本音でしょう。そして死ぬほど感謝しています!


そして、このMさん邸ではじめてわかったのが、住林の床材の豊富さ……というより、床推しのはんぱなさ
チーク?ブラックチェリー?なにそれおいしいの?とりあえずチェリーはおいしそう!ぐらいの勢いで床に興味のなかったわたし。
その私でさえも興味を持たざるを得ない床床床ゆかぁーー!
たぶん使える床材全部使ったんじゃない?ってぐらい細々いろいろな場所に採用していたMさん。

天井に貼ったり……(補強が必要ですが、ハーモシーリングとは違ってシートではなく、好きな材料や幅を選べるのがいい)

壁のアクセントに使っていたり……(寝室の枕元、ブラケットをつけたあたりに貼っていておしゃれでした)

極めつけは、ひとつの部屋の床材を途中で変えてみたり……(これに関しては失敗だったらしい笑


ほんと、人生をかけた住林の営業活動を見せていただきました。もうおなかいっぱい!
ということで、この日やっと「スミリンらしさ」のなんたるかを理解したような気がするアベコなのでした。



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【キッチン】かなりオススメしたい白いレンジフード(標準)

週末の現場を見て、かなりテンションが上がりました。
あれだけ出来上がってきているのを見ると、いよいよ時間をかけて作ってきた家が完成するというのが現実味を帯びてきて……なんだか帰りの車で感無量になってしまいました(はやい)。

中でも、うれしかったポイント。
キッチンの感動については前回の記事でも触れましたが……一番はコレ。

悩みに悩みに悩みになやんだ、

レンジフーーード!

もしかしたら写真でお気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが……


うちのレンジフードは、白!

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白って、ありそうで意外となかなか見ない色ですよね~。(と思ってるのはわたしだけ?)


でも実は、これ、住林の標準仕様のものなんです。
ではなぜなかなか採用してる人を見かけないのか?

それは、

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ちょうど、わたしがキッチンを決定した頃に、住林の標準仕様が変更になったばかりだからです。
だからわたしはちょうど過渡期のお客だったので、設計さんから古いもの新しいものどちらを選んでもよいと言ってもらいました。

その頃にはもう、リクシルペニンシュラを採用する!と決めていたので、あとは仕様を見比べて考えました。
それはもう、カタログに穴が開きそうなほどじっくり見まくりました。
その結果、チーム住林の誰よりもリクシルの仕様には詳しくなりました笑。設計さんから「そうなんですか?」と何回言われたか……。


そんなリクシルのまわし者のようなわたし。
気づいてしまったのです。推奨仕様のペニンシュラ用レンジフードが変わっていることに!


これが旧仕様のカタログ↓
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標準でも、フィルターレスっていうのがかなり高ポイントでした。
それなら「洗エール」とかいう高いものに手を出さなくてもいいかなぁと。

それなのに……

これが新仕様↓

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んん??

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フィルターレスじゃなくなっとるやないかーーーーーい!!


これは大事件です。すぐに設計さんに確認。

設計さん「そうなんですか??」


……そうだった、この人よりわたしのほうが詳しいんだった(笑)



そして、気になったポイントのもう一つが、色!

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なんと、標準仕様ではシルバーしか選べなかったのが、「ホワイト」選択可に!

そもそもこんなところにお金をかける気もなく(しいていえば、掃除がらくだといいなくらい)、レンジフードだけはLDKの中で金属感出てしまうけど、しゃーないと思っていました。
それが、差額なしで選べるなら、カップボードやカウンタートップの人大の色と揃えて白にしたいところ。

しかし問題が……カタログのどこにも白いレンジフードの写真が載っていない!!
もちろん住林のショールームにだってまだない。

見本も見ずに選んで、変な白(どんな白)だったら後悔してもしきれぬ!



ということで、設計さんにソッコーでLIXILショールームの予約をとってもらいました。
ちなみにLIXILには全部で4回?5回?行きました……来すぎ!
決して来場記念のチャーミーグリーンを貰うことが目的じゃないんです違うんです。


リクシルのお姉さんに、説明を受けた結果、わかったことがいくつかありました。

①フィルターレスだからといって掃除が楽とは限らない

確かに旧仕様はフィルターこそ無いものの、特別汚れが落ちやすいわけではないらしい。また、フィルターが無いのに、「洗エールレンジフード」のように、内部の構造や油を飛ばす機能が格段に充実している訳ではないという……。つまり中途半端な印象。
かえって内部のファンは汚れやすそうな予感がしました。(あくまで個人の感想です)
それに比べて新仕様はたしかにフィルターはありますが、ばかでかいわけでもなく、フラットで洗いやすそうです。ファンにも簡単な防汚加工もしてあるのかな?(あいまい)とにかく、掃除の手間はそう変わらなそうでした。

②白はかなりマットな質感のアイボリーに近い色

ペニンシュラタイプの白いレンジフード、LIXILショールームにも全く同じものはなかったんです(死)
だから、白いレンジフードで見られたのはI型キッチン用のもののみでしたが、白はかわいらしいイメージになりそうだったので気に入りました。
むしろ、改めて見ると、もとから標準のシルバーは艶消し色なので、シルバーというよりグレーに近いイメージ。

……お恥ずかしい話なんですが、実はわたし、それまでずっとツヤツヤのステンレスがシルバーだとイメージしてたんです。
だって、かっこいいモデルルームのレンジフードは、みんなステンレスじゃない!
え?あれがシルバーじゃないの?提案しようなの?と今さら気づくという。

ステンレスなら迷うと思いましたが、それだったらナチュラルを目指しているうちのキッチンにはホワイトがぴったりだろうと。

③新型の方が、レンジフード上部のかたちが四角くてかっこいい

これは完全に好みですが、上部のラインが斜めのものより、カクッカクッとしたこっちの方がわたしは好きです。


「フィルターレス」に憧れていましたから簡単には諦めきれなかったので、一時間ぐらい一人でシルバーとホワイトを見比べて、行ったり来たりして悩みました。
また、キッチンそのものについても、新仕様ではワイドシンクが採用になっていたものの、旧仕様の方が収納が充実していたので(賛否あるラクパット収納ですが)、悩みどころでした。

設計さんに「レンジフードだけ旧仕様で、キッチン本体は新仕様とかできませんか?」と聞いたんですが、やはりそれは提案仕様扱いになってしまって追加料金が発生してしまうとのこと。
融通きかないなぁと思いましたが、話を聞けば納得。
もともと標準仕様というのは一応設定金額のようなものがあって、その範囲内でお客さんのニーズが多いものを採用していくのだそう。
だから、今回は広いシンクが採用になったり、あまり評判のよくない?らくぱっと収納が半分になっていたりしたのかな?そのなかで、それほど優先順位が高くなかったのがレンジフードのフィルターということだったのでしょう。

こういう事情のため、旧仕様と新仕様からいいとこ取りしてしまうと、その設定金額をはみ出してしまうということですね。
だったら、提案仕様扱いになるのは納得です。

ちなみに、カップボードはその物自体が提案仕様の品なので、新仕様キッチン+旧仕様カップボードでも問題なかったみたい。なるほど。



少し話が脱線してしまいましたが、そんなこんなで我が家では思いきって「白いレンジフード」を採用!
何せ本物を見ない状態での採用、そして一度取り付けたら簡単には取り替えられない、存在感抜群のものだったので勇気がいりましたが……



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悪くないと思いませんか??

今流行りの男前インテリアとは逆行しますが、シンプルほっこりテイストを目指し、インテリアから金属感をなるべく取り除いている我が家にはピッタリだったと思います。
まあ、まだクロスも貼られていない段階なので、あくまでも現時点では……の話ですが。


と、いうことで、オープンキッチン採用だけど換気扇の存在感がネック!でも提案仕様にするほどのこだわりはない!という方に、
白いレンジフードを激しくオススメします!


リクシル以外のメーカーでもあるのかな?



さてさて、今日はこれから銀行で住宅ローンの金消契約に行ってきます。
いよいよ家計の車に着火!借金まみれ生活だーー。


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